【コメント】
トラックによる重大交通労働災害が多発
過労運転をなくし、交通労働災害の防止を図ろう!!
トラックの事故は、労働者以外の者も巻き込む、社会的にも注目される重大災害につながるだけでなく、企業の社会的信用や、企業経営の基盤をも揺るがしかねないものです。
しかしながら、全国でトラックが関係する重大交通災害が相次いで発生しており、今、その撲滅が大きな課題です。
相次ぐ重大交通労働災害の発生の背景の一つに、自動車運転者の長時間労働等による過労運転があります。交通労働災害を防止するには、最高速度違反、過積載等の交通ルールを守るとともに、過労運転等の防止にも十分留意して、労働基準法等関係法令、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準)、「交通労働災害防止のためのガイドライン」の遵守徹底を図りましょう。
また、平成15年6月23日に愛知県新城市の東名高速道で発生した多重事故(4人死亡、11人重軽傷者)では、トラック運転手が勤務時間外に他の事業場で就労していたことも背景要因の一つと指摘されております。労働基準法上、事業場を異にする場合でも労働時間は通算することとされていることを踏まえ、適切な労働時間の把握・管理が望まれます。
さらに、過労運転をなくすには、交通労働災害防止ガイドラインに基づき、運転者が勤務時間外に十分な休養がとれているかどうか、体調確認を、日々の走行前点検、中間点呼等で確実にチェックすることや、日頃からの健康管理がポイントです。
過労運転をなくし、交通労働災害の防止を図りましょう。