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 建設業労働災害防止決起集会を開催(H17.3.1)
 
−死亡災害の撲滅に向けて−
 

全力で取り組もう!

 

 平成17年3月1日(火)、午後2時10分〜4時45分、神奈川県立かながわ労働プラザ(横浜市中区寿町1−4)において、建設業の労働災害防止に取り組む神奈川県下の事業者、安全担当者ら500人余が一堂に集い、下記次第により、建設業労働災害防止決起集会が、開催されました。
 
 この決起集会は、県内の建設業の死亡者数が、平成14年に17名と過去最少を記録した後、平成15年に30人、平成16年に36人(速報値)と2年連続して増加し、平成14年と比べて2倍以上となり、また、県内の死亡者数が大きく減少する中、建設業は増加し、全死亡者の半数以上を占める(神奈川では過去最も高い割合)に至ったという緊急事態を受けて、建設業労働災害防止協会神奈川支部が開催したものです。
 
 昨年の死亡災害を事故の型別にみると、「墜落・転落」によるものが増加しています。「墜落・転落」災害はいわゆる在来型の災害であり、その危険性は建設現場に付き物で、事前に察知し回避することは比較的に容易と考えられているものですが、類似の災害がくり返しくり返し発生しています。これは、基本的な対策を事前にしっかり講じていなかったり、抜かりがあったということで、作業のやり方や手順、連絡調整などにも問題があります。災害に至ったその背景要因を管理の問題にまで踏み込んで追求し、事前に災害の芽を摘む対策に結びつけることが重要です。
 
 また、公共工事で死亡災害が多発しております。さらに、ベテランの労働者が被災するケースや現場送迎時に交通事故で一時に3人以上が被災する重大災害も多発しております。死亡事故が発生した現場の規模も、大から小まで様々です。
 
 このような死亡災害の要因としては、技能の伝承ができていない、慣れ、危険に対する認識の欠如など「現場力の低下」も指摘されています。現場の安全パワーを高めるための日々の災害防止活動の活性化、教育訓練によるマニュアルの徹底や、人材育成など多くの難問も山積みです。また、発注機関等との連携も不可欠です。建設業に関わる者全員が一致団結して最優先に取り組むべき緊急課題でしょう。
 
 この決起集会を契機に、死亡災害の撲滅に向けて全力を尽くして頂くようお願いします。
 

 
決 起 集 会 の 次 第
 
開会
黙祷
挨拶
 
 建設業労働災害防止協会
 神奈川支部長 高田孝保
 
挨拶する高田建災防支部長  
 「経営環境は厳しいが、安全確保が最優先である。たとえ利益が出なくても、必要な安全経費を削ることなく、一人一人の胸に強い決意をもって、災害事例に学び、うっかりミスも無くして、力を合わせて死亡災害を撲滅しよう。」と呼びかけました。
 
 
挨拶
 
 神奈川労働局長 河合諒二
 
挨拶する河合労働局長 →挨拶内容
 
 
講和
 
(1) 死亡災害撲滅のため 今すべきこと
 
 
   神奈川労働局
   労働基準部
   安全課長 板藤 昭
 
  
撲滅に向けて、4つのポイントと、3つのお願い →講和内容
 
 
(2) 災害事例とその防止対策について
 
 
   神奈川労働局
   労働基準部
   安全専門官 中村宏彰
 
災害防止のポイントを講和 →資料(PDFファイル(330KB))
 
 
最近の災害事例をパワーポイントで・・・  
原因と対策をわかりやすく  
 
熱心に聴き入る参集者(1)
 
(3) ヒューマンエラーとその予防対策について
 
 
 建設業労働災害防止協会
 安全管理士 樋川弘之
 
ヒューマンエラーと予防対策について講和  
熱心に聴き入る参集者(2)
 
安全宣言
 
 建設業労働災害防止協会
 神奈川支部
 副支部長 大野則夫
 
安全宣言を読み上げる大野副支部長  参集者全員で声高らかに安全宣言を読上げ、悲惨な死亡災害の撲滅を誓いました。
 
 
 
閉会のことば
 
 建設業労働災害防止協会
 神奈川支部
 副支部長 中村達郎
 
閉会のことばを述べる中村副支部長  労働災害防止に、全力で取り組もうと締めくくりました。
 
 
 

 
安 全 宣 言

 

 神奈川県下建設業の労働災害による死亡者数は、2年連続の増加となり、過去最少であった平成14年の17名から昨年は36名と2倍以上に急増しました。
 
 「人命尊重」を基本理念として活動している私たちは、この増加を誠に残念に思い、緊急事態に直面していると理解しています。
 
 そもそも、労働災害はあってはならないもので、まして、尊い人命を失うことは、1件たりともあってはなりません。
 
 元気で仕事に出ていった、主人が、息子が、父親が、ある日突然、出先から思いもよらない知らせを受けた家族の驚きや悲しみは言葉では言い表せないものがあると思います。
 
 このような悲惨な災害をなくすため、死亡災害が急増している今日、ここに「建設業労働災害防止決起集会」を開催し、安全の誓いを宣言します。
 
 
1. 私たちは、死亡災害はあってはならないもの、という人命尊重の基本理念のもと、労働災害防止に全力で向かいます。
 
 
1. 私たち事業者は、元請けは元請けとして、下請けは下請けとして、それぞれの事業者責任を自覚し、その責務を全うします。
 
 
1. 私たち労働者は、現場のルールを守り、自らの安全は自らが守るという労働者としての責任を果たします。
 
 
1. 私たちは、「墜落・転落災害」、「建設機械・クレーン等災害」、「倒壊・崩壊災害」の3大災害の撲滅に全力を尽くします・
 
 
1. 私たちは、建設現場から労働災害をなくし、安心して働ける、より一層魅力ある建設業界を目指します。
 
 
 
 
平成17年3月1日 建設業労働災害防止決起集会
 
 
 
 

 
【参考】
 
→広報(H17.2.25)関係資料
  PDFファイル(9.9KB)

 
 
→平成16年における県内の
 労働災害発生状況(速報値)
 PDFファイル(74.8KB)

 
 
→第10次労働災害防止推進計画
 の推進状況(2年目実績)速報

 
 
→平成16年建設業死亡災害の概要
 (神奈川県内、速報)
 PDFファイル(157KB)

 
 
→建設業死亡災害事例集(イラスト入り)
 (神奈川県内、平成11年〜15年)

 
 
 
神奈川労働局労働基準部
安      全      課


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